「メディアアートの方向性とその概念規定」
共立女子大学 総合文化研究所、『総合文化研究所紀要』第11号 pp. 33-66
本研究では新しい学問領域であるメディア・アートを捉え、造形教育の方法論とその理念について論考する。メディア・アートとしての芸術表現がどのように進化してきたのか、また従来の伝統的芸術表現とどのような差異性を有し、評価されてきたのかという視座から、マルチメディア時代におけるこの新しいデジタル・アートの枠組みを確認する。本研究は、メディア・アートの芸術的特性を明らかにしながら芸術表現とその評価と方法について検証し、メディア教育の理念について提唱する。 (筆頭)