「メディアアートとしてのテレビゲーム論」
共立女子短期大学 生活科学科紀要 第46号 pp.83-100
本論文では、現代美術の新しい潮流のひとつとなったメディアアートとテレビゲームの関わりについて考察したものである。デジタルテクノロジーを核としたメディアアートは、造形表現を急速に拡大させてきたが、エンターテイメントの一領域であるテレビゲームも、コンピュータグラフィックスやインタラクティビティという特性が、このメディアアートとの大きな共通項となっている。これを踏まえ、メディアアートの枠組みを考察しながら、テレビゲームとメディアアートの造形性を検証した。 pp.83-100