「キュビズムとフラクタル幾何学」
工作舎
『形の文化誌』7号(文化諸領域に見られる「かたち」の諸問題を新しい科学的・文化的・歴史的視点に立って総合的に研究する) 全265頁 pp.186-201(フラクタル幾何学をキュビズムの造形表現と比較・検討、現代美術の造形原理を探る。ピカソによるキュビズム絵画の輪郭線を抽出することによって、抽象化を徹底させた幾何学的な形体化が、自己相似性というフラクタル的な思考と類似しているかを明らかにした。)