日本青年心理学会第16回大会(於横浜国立大学)の発表論文集に掲載されている。大学生女子を対象に調査を実施して,青年期の痩せ願望が食行動の問題に与える影響,および現在青年期にある人の子ども時代(児童期)の親の養育態度や食卓状況が,成長後の青年期の痩せ願望や食行動の問題に与える影響について検討した。分析の結果,太ることへのイメージの悪さが食行動の問題に最も強い影響を与えていることがわかった。また,子ども時代の雰囲気の悪い食卓は,成長後の食行動の問題に弱い影響を及ぼしていた。共同発表者:安藤嘉奈子・井田裕希。