抑うつ状態が着装規範意識および衣服の色の選択に与える影響 ~大学生女子を対象に~ (筆頭論文)
「共立女子大学家政学部紀要」
第56巻
抑うつ状態が着装規範意識および衣服の色の選択に与える影響について検討した。調査と分析の結果,大学生女子では,抑うつ的な気分が高くなるほど,着装規範意識は低くなり,着装規範に従って行動できるとの自信も低くなることがわかった。さらに,抑うつ気分が高くなるにつれて,女性的で優しいイメージのある薄い赤や明るく快活なイメージのある薄い黄は,場面を問わず衣服の色として選択されにくくなった。共著者:安藤嘉奈子・遠藤友香梨。