組織文化の醸成の立場から,医療者の不適切な対応や医療者と患者・家族の認識の違いが発生する要因を検討することを目的として検討した.具体的には,事故後対応における医療者と被害者の認識のズレが発生する状況とその要因の分析方法について検討を行い,次にその方法を用いて実際の事例を検討した.その結果,適切な事例を選択し時系列に整理して双方の視点から検討する方法が,事故後対応に関わる要因と改善方法を探るために有用であることが示唆された.
共同発表者:○山内桂子、庄子由美、高山詩穂、二瓶洋子、福田紀子、河野龍太郎、稲葉一人、中原るり子
本人担当部分:研究計画、実施、分析、評価、発表資料の作成