学術論文

基本情報

氏名 中原 るり子
氏名(カナ) ナカハラ ルリコ
氏名(英語) Nakahara Ruriko
所属 大学 看護
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行又は発表の年月

201201

学術論文名

Ethics Educational Programs of Patient Safety for Newly graduated nurses(Original)

単著・共著の別

共著

発行雑誌等又は発表学会等の名称

「The Japanese journal of quality and safety in healthcare」7(4),pp.317~328

 

 

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概要

日本語要約:本研究の目的は新卒看護師を対象にした医療安全倫理教育プログラムの効果を医療事故被害者に対する印象や態度の測定と、自由記載の分析を通して検討することであった。 
我々は2009年に「医療事故被害者の語り」DVDとその後のグループディスカッションを組み合わせた包括的な医療安全倫理教育プログラム(ethics educational program: EEP)を作成し、2009年に中堅看護師を対象に実施し、2010年に新人を対象に実施した。
EEPで用いたDVDには、2000年に大学病院で発生した医療事故の被害者の両親へのインタビューが約20分収録されており、DVD視聴後に当該被害者の立場で事故を捉えなおすディスカッションを行った。EEPの効果を評価する指標は組織倫理学と社会心理学の知見から独自に作成したものであった。
具体的には、当該被害者への印象、医療事故被害者一般への印象、被害者への態度、医療安全活動に対する態度、そして自由記載を含むデータを集めEEPの前後で比較した。(1)分析の結果、当該被害者の印象得点と医療事故被害者への態度得点、ならびに安全態度得点が有意に肯定的に変化した。EEPは新卒看護師の医療事故被害者への態度を肯定的に変化させ、医療安全活動への積極的参加を促す可能性が示唆された。