尿中成分値からみた運動選手の栄養指導
第52回日本栄養・食糧学会
木下伊規子、田村明、加藤達雄バスケットボール部所属運動選手を対象に、食事介入を5~6ヶ月間にわたり実施した。食事介入前後に運動選手の尿および血液成分を測定し、食事管理の評価とした。食事介入後、運動選手の栄養摂取状況は改善され、低栄養 状態の指標とされている血中アルブミン、トランスフェリン濃度は正常範囲内であったものの、増加傾向が見られた。血中ヘモグロビン濃度では被検者の約半数に増加が見られた。