尿中成分値からみた運動選手の栄養指導(第2報)-3-メチルヒスチジン(3-MH)を指標として-
第51回日本栄養・食糧学会
木下伊規子、田村明、松岡孝博食事介入を1ヶ月にわたり実施した。実験期間中、最初の3日間は自由食とし、4日目からの食事は選手の合宿所に栄養科学科の学生(任意)と一緒に出向き、調理を実施し、その間の献立管理、衛生管理、調理方法等についての指導を行った。食事介入前後に運動選手の尿中成分を測定し、食事管理の評価とした。自由食期間では、尿素窒素、尿中3-メチルヒスチジンとも常時排泄される傾向にあったが、食事介入後では特有のパターンが見られた。