運動選手の尿中生化学成分値に及ぼす短期食事介入の影響
第1回日本体力医学会東海地方学術集会
木下伊規子、田村明運動選手を対象に、食事管理を4週間にわたり実施した。実験期間中の食事は、選手の合宿所に栄養科学科の学生(任意)と一緒に出向き、調理を実施し、その間の献立管理、衛生管理、調理方法等についての指導を行った。食事介入前後に運動選手の尿中成分を測定し、食事管理の評価とした。食事介入後、運動選手に栄養摂取状況は改善され、筋タンパク質分解の指標とされている尿中3-メチルヒスチジン排泄量は、摂取エネルギー量の増加に伴って減少し、尿素窒素排泄量は増加した。