尿中成分値から見た運動選手の栄養指導の試み
第50回日本栄養・食糧学会
木下伊規子、木村典代、加藤達雄運動選手が所要量に満たない摂取 エネルギー下で激しい運動を行えば、体脂肪の分解に加え筋タンパク質の分解により不質分解の程度を知る有力な指標とされて、不足エネルギーを代償することが予想されている。そこで、エネルギー充足率と尿中3-メチルヒスチジン排泄量との関係を検討したところ正の相関が得られた。今後は尿3-メチルヒスチジン排泄量を指標として、運動選手の栄養指導に役立てたいと考えた。