p133~p137
実験を行い、成績、文献を整理し、論文作成を担当
木下伊規子、田村明、奈良誠人、加藤達雄、井上修二
ストレプトゾトシン(STZ)投与により作成したI型糖尿病ラットにwheelによる運動負荷を5日間行い,筋組織からの血中逸脱酵素活性及び尿中排泄物質を指標に、運動が糖尿病動物の筋組織に与える影響を検討した。糖尿病運動群のAST、LDH、CK活性は糖尿病非運動群に比べ有意に高かった。STZ誘導性糖尿病では安静時においても筋蛋白質の異化が亢進していること、また、運動負荷により筋蛋白質の異化がさらに促進されることが示唆された。