運動選手の尿、血液成分に及ぼす食事介入の影響(査読付)
中京女子大学研究紀要第33号
p67~p75献立作成指導、調理および衛生管理指導、生化学分析、論文作成を担当木下伊規子、中山真由美、田村 明運動部所属の女子大学生50名を対象に、長期間の食事介入を行った。食事介入前後に運動選手の尿および血液成分を測定し、食事管理の評価とした。食事介入後、運動選手の栄養摂取状況は改善され、筋タンパク質分解の指標とされている尿中3-メチルヒスチジン排泄量が被検者数名に減少傾向が見られた。また、血中トランスフェリン、プレアルブミンが有意に増加し、タンパク質栄養状態が改善された。