バスケットボール部選手の尿、血液成分に及ぼす短期食事指導の影響(査読付)
中京女子大学健康科学研究所年報第2~4号
p21~p28献立作成指導、調理および衛生管理指導、生化学分析、論文作成を担当木下伊規子、田村明バスケットボール部所属選手25名を対象に、食事管理を4週間にわたり実施した。実験期間前後の食事調査と同時に尿および血液成分を測定し、食事管理の評価とした。食事管理後、運動選手の栄養摂取状況は改善され、筋タンパク質分解の指標とされている尿中3-メチルヒスチジン排泄量が被検者の約半数に減少傾向が見られた。また、血中ハプトグロビンが著しく改善された者もいた。