p29~p36
調査用紙を作成し、実験・調査を行い、整理し論文作成を担当
木下伊規子、木村典代、加藤達雄
カロテノイド摂取量と血清カロテノイド濃度との相関を調べるために、健常女子および柑皮症者を対象とし、1年間にわたるカロテノイド摂取状況調査と血清カロテノイド濃度の測定を行った。柑皮症者の血清カロテノイド濃度は、正常者の平均値より高値であり、優位を示す分画は年間を通じて一定の傾向が見られた。柑皮症者の半数は、正常者よりカロテノイドを多く含む食品の摂取量が少ないが、その摂取割合が血清カロテノイド分画に影響していた。