(ポスター発表)保育者が語る子ども理解と援助(5)
日本保育学会第64回大会 於:玉川大学
保育者の主体性に至る前段階に本研究の語りを位置づけ、保育者が観察者と共に保育の文脈を形成する語りならではの意義を検討した。語りは、記録に記されにくい場面の背景を丹念に言語化できる。また聴き手との間に保育の共通理解が生じるため、保育の質の向上を協働する方途に開かれる。聴き手にとっても、保育者の文脈を共通理解することによって場面の理解が深まる。以上のことを事例を示して明らかにすることができた。共同発表者:田中三保子