保育者の専門性としての幼児理解―ある保育者の語りの事例から― (査読付)
乳幼児教育学研究第12号,pp.111-121,日本乳幼児教育学会
保育観察と保育後の語りの聴き取りを継続して行い、保育者が保育についての一貫した文脈を形成するプロセスを事例から描述した。保育について語りながら文脈形成が行われると、同時に保育者は自身の経験の文脈としてそれを自覚し、聴き手との関係において組織化していくことが示唆された。共同研究者:田中三保子