博士論文 語りによる保育者の省察論-保育との関連をふまえて-
博士学位論文(生活科学)
保育者の省察は従来、その行為としての方法論に注目されてきたが、保育との関連を具体的に探り、さらに現象学による考察の積み上げで省察論としたのは、本論文が端緒である。保育者が省察することにより保育実践がいかに、なぜ、改善し得るのかをあきらかにし、それが研究者への語りであることによってどのように深まるのかを詳らかにしている。