後藤静夫編『近代日本における音楽・芸能の再検討』土田牧子「活歴とは何だったか―音楽演出からの一考察」
京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター(研究報告5)全201頁、担当分:47-56頁
芸能における近代の変容を新しい視点で多角的に描き出すことをテーマとする研究会報告書。応募者は、明治歌舞伎に新風を吹き込んだと言われる「活歴」の実態を音楽演出の面から探り、後世に与えた多大な影響について論じた。