「義太夫狂言の陰囃子―陰囃子「定型」の確立の経緯をめぐって」
第55回東洋音楽学会大会(査読有)東京文化財研究所
歌舞伎の中でも特に「型」が重要視されるジャンルである義太夫狂言について、明治後期から大正期に陰囃子による音楽演出の定型化の動きがみられ、現在に繋がる型が形成される点、それが演技における型の確立と密接に関係している点を明らかにした。