「明治時代における歌舞伎陰囃子の研究―近代化と古典化」
楽劇学会例会(博士論文発表会)(査読なし/指導教官による推薦)法政大学
博士論文のうち、付帳整理作業の成果について触れた上で、作品の音楽分析の結果について論じた。分析から、明治末期から始まった歌舞伎の伝統芸能化の中に陰囃子を位置づけ、音楽演出の定型化=古典化であること、定型に見られる明治時代の影響を指摘した。