炎症性化学物質の特異的阻害剤を有効に使用することによって,摘出粘膜組織を用いたin vitro評価系において吸収促進剤の起炎性を簡単に評価できることを示した。さらに本評価系における検討により,sodium deoxycholateによる粘膜透過性の亢進がその粘膜内でのヒスタミン遊離刺激作用に基づく間接的な効果であることを示唆することができた。
共著者:Murakami M, Uchiyama T, Tatsumi H, Majikawa Y, Obata H, Imaoka N, Sasaki K, Tomoda Y, Muranishi S,