看護学生が新卒で訪問看護への就業を意思決定した過程
第10回日本在宅看護学会学術集会,Web開催,2020年11月 抄録
本研究は看護学生が新卒で訪問看護への就業を意思決定した過程を明らかにすることを目的とし、新卒で訪問看護ステーションに就業した勤務歴3年以内の看護師5名を対象とし、看護学生時の就業先の決定過程について半構造的面接を実施した。結果、対象者は看護学生時に進路を検討する中で、訪問看護就業への複数の不安や迷いを抱えており、教員や家族、友人からの助言、インターンシップへの参加が新卒で訪問看護就業を意思決定する後押しとなることが示唆された。