初等中等教育における健康を軸とした「いのちの教育と人間多様性理解教育」の実態に関する研究
第6回国際医療福祉大学学会学術集会, 大田原キャンパス, 2016年8月 他 抄録p.158
地域の強みを活かした健康プログラム開発の基盤づくりとして、N市の初等中等教育の「いのち教育及び人間多様性理解教育」の実態調査を行った。N市公立小中学校の教諭を対象に郵送による自記式記述式調査とし、量的データは記述統計、質的データは内容分析を行った。結果、これらの教育を教育の根幹として位置づけ、教科内外で工夫・実施していた。一方、メンタルヘルスや救命、障害者・病者理解等に課題があり、心身の健康理解を軸とした教育を専門家に求めている現状が示された。