現代人の生活習慣を踏まえ、女性のニーズに即したファストフードの傾向およびそれを踏まえた新商品のあり方を検討するため、アンケート調査をもとに主成分分析およびコンジョイント分析を行った。結果、男性は「空腹感が満たされればよい」という傾向が強く、女性は「空腹感よりも、見た目や内容重視」という傾向があった。また女性は和風モダン、カロリーに気を使ったある程度満腹感が満たされる食事スタイルの店舗を求めていた。結果、女性は視覚を満たされ、短時間で食事ができ、満足感を得ることができる新商品および店舗が求められていることが示唆された。