病院ホームページ(以下、HP)に対する患者のニーズと今日のHPの現状を踏まえ、患者のニーズに即したHPのあり方について検討を行った。分析としてはKJ法および品質機能展開を用いた。結果、品質要素の構造としては、「利用容易性」「情報検索性」「デザイン性」「信頼性」「コンテンツの充実」の5要素に分類され、品質要素の重要度を検討した結果、品質設計のため、「理解促進性」「検索スピード」「表示・視覚」「PR」の4属性が導き出された。これらの内容を効果的に盛り込むことで、患者のニーズに即したHPが作成できることが示唆された。