[著者]
Takahashi, N., J. Shintaku and H. Ohkawa(共同研究のため本人担当部分抽出不可)
[説明]
〈査読無し学術論文4番〉をベースに、Christensenの主張の妥当性に関する問題を論じた。
彼のキーコンセプトである「disruptive innovation」(「破断的イノベーション」:Christensenの著書の邦訳では「破壊的イノベーション」とされている)」)は、その根拠とされるハードディスクの性能進化を示す図を詳細に検討すると、決してdisruptive(破断的)という表現が適切でないことが分かる。本稿はdisruptive innovationそのものが、Christensenが取り上げたハードディスクにおいてそもそも存在していたとはいえないのではないかという問題提起を行った。