15 慢性期にある虚血性心疾患患者の運動の継続に関する因果モデルの検証
第26回日本看護科学学会学術集会、神戸市
本研究は患者の運動の継続を促進できるような看護援助を検討するために、運動の継続に関する因果モデルを作成し検証することを目的とした。対象者は慢性期にある虚血性心疾患患者625名で、質問紙を手交配布し回収には郵送法を用いた。調査内容は、運動およびその継続状況、運動の継続に影響する要因などで、データ分析には共分散構造分析を用いた。最適モデルの適合度は、GFI0.902、AGFI0.879、RMSEA0.043とすべての指標基準を満たし、モデルとしての有効性が示唆された。