4 心筋梗塞患者の「不確かさ」について(シンポジスト)
第12回日本臨床スポーツ医学会学術集会、つくば市
このシンポジウムでは、米国の看護研究者であるMishelの不確かさ理論に沿って、具体的な事例を提示しながら、運動療法に取り組む心筋梗塞患者における不確かさの認知と、それに対する援助について検討した。様々な養生法の中でも、特に能動的な取り組みが求められている運動療法では、患者がその時、自分の置かれている状況をどのように受け止め、どのような不確かさを認知しているのかを考慮した看護援助が必要である。