5 運動療法に取り組む心筋梗塞患者における不確かさの認知とアドヒアランス行動の関連について
第21回日本看護科学学会学術集会、神戸市
発表者:山西緑(山田の旧姓),小松浩子回復期において運動療法に取り組む心筋梗塞患者を対象とした質問紙調査の結果、患者は、自分の置かれている状況に対する認知的評価を通して、曖昧さおよび複雑さのような不確かさを認知していることが分かった。また、不確かさの認知が高い者ほど、より主体的に運動療法に取り組むといった能動的な対処行動である「アドヒアランス行動」が低くなるというような認知-対処の過程が示された。