6 看護学生の思考発展に関する研究-基礎看護学実習前後の変化に焦点をあてて-
第21回日本看護科学学会学術集会、神戸市
発表者:船山美和子,佐々木幾美,本庄恵子,西村ユミ,山西緑(山田の旧姓),黒田裕子質的帰納的デザインを用いて、基礎看護学実習前後の看護学生13名の思考の変化について探求した。その結果、ほぼ全員に実習前後で注目した現象とその見方や感じ方に変化があった。このような変化は、実習全の講義や演習という学習だけではつかめなかった看護現象が、実習という身をもった体験を介して学生の思考の中で具現化されたことによるものだと推察された。