著者:鷲津あゆみ,山田緑,高井怜,百瀬修久,大場亜希子,竹内章悟,竹内藍,佐々木由紀
本論文のcorresponding authorを務めた。急性期病院に入院する高齢心不全患者を対象に早期運動療法プログラムを実施し、その有用性を明らかにした。対象者は43名(平均年齢83.2歳)であった。有意な改善を認めた項目は、体重、下肢筋力、握力、ADL、LVEF、CTR、TP、BNP、NYHA分類、QOLであった。高齢心不全患者を対象とした早期運動療法プログラムは、対象者のADLの維持・向上や質の高い社会復帰につながる可能性があることが示唆された。