著者:宮本毅治,山田亨,長澤(萩原)美帆子,杉山篤,山田緑
本論文のcorresponding authorを務めた。中学生29名を対象に心臓マッサージ教育教材ドックンを用いた心肺蘇生講習会の有用性について検討した。心肺蘇生法に対する理解度、心臓マッサージの技術到達度について講習会前後で比較し、心臓マッサージのリズムは前:平均121±14回/分から、後:平均132±14回/分と有意に上昇し(p<0.001)、圧迫深度は前:平均41±11 mmから、後:平均44±11 mmと有意に上昇した(p=0.005)。また、理解度はほぼ全ての項目で有意に上昇した。