4 運動療法に取り組む心筋梗塞患者における不確かさの認知とアドヒアランス行動の関連について(査読有)
日本看護科学会誌
本研究は、運動療法に取り組む心筋梗塞患者における不確かさの認知とアドヒアランス行動の関連について調査したものである。測定用具には、アドヒアランス行動質問紙、Uncertainty in Illness Scaleなどを用いた。対象者は31~80歳までの冠動脈形成術を受けた心筋梗塞患者93名であった。重回帰分析の結果、不確かさの認知が高い者ほど、能動的な対処行動であるアドヒアランス行動が低くなるというような認知・対処の過程が示された。