8 慢性期にある虚血性心疾患患者の運動の継続に関する因果モデルの検証(博士論文)
2005年度 聖路加看護大学大学院看護学研究科博士論文
本研究は患者の運動の継続を促進できるような看護援助を検討するために、運動の継続に関する因果モデルを作成し検証することを目的とした。対象者は慢性期にある虚血性心疾患患者625名(平均年齢67.6歳)で、質問紙を手交配布し回収には郵送法を用いた。データの分析には共分散構造分析を用いた。最適モデルの適合度は、GFI0.902、AGFI0.879、RMSEA0.043とすべての指標基準を満たし、モデルとしての有効性が示唆された。