「『日本映画作品大鑑』の作成過程について」
『早稲田大学演劇博物館グローバルCOE紀要』
日本で最初で唯一の日本製映画作品の総目録(ナショナルフィルモグラフィー)はキネマ旬報社から発刊された『日本映画作品大鑑』である。この目録をつくったのが時実象平と畑暉男であることを明らかにし、時実から託された資料ならびに両者のインタビューによって、その作成過程と課題と可能性を論じた。