教育方法の実践例

基本情報

氏名 東 利一
氏名(カナ) ヒガシ トシカズ
氏名(英語) Higashi Toshikazu
所属 大学 ビジネス
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

年月日(開始~終了)

事項

期末試験・中間レポート・リアクションペーパーを連携させた統合的な授業運営

概要

・流通科学大学商学部の教授として担当の「マーケティング論」(専門科目、2年次配当、半期、必修2単位)、「戦略的マーケティング論」(専門科目、2年次配当、半期、必修2単位)、「リテールマネジメント概論」(専門科目、2年次配当、半期、選択2単位)龍谷大学経営学部の非常勤講師として担当の「流通システム論」(専門科目、2年次配当、半期、選択2単位)、「商品開発論」(専門科目、3年次配当、半期、選択2単位)、甲南大学経営学部の非常勤講師として担当の「マーケティング総論」(専門科目、1年次配当、半期、必修2単位)において、統合的な授業運営を行った。
・学期前に期末試験を作成しゴールを設定。ゴールをめざして15回の講義内容構成とリアクションペーパー、中間レポート内容を工夫した。
授業の終わりに、リアクションペーパー(以下、RP)を書かせた。RPは、(1)授業内容のまとめ、(2)授業での不明点とその理由、(3)その他感想、の3部構成である。なお、RPでは予習の有無もチェックした。(1)のまとめは、授業中に内容の復習をしてもらうことが目的である。(2)の不明点は、特に重要な質問に対し、翌回の講義冒頭で改めて解説を行う。
RPには予習の有無を記入してもらうが、予習率は出席者の7割ほどと、非常に高い。
また、中間レポートも教科書に基づいて出題。レポートに取り組めば、授業理解が進む課題である。
・単位修得率が1割ほど向上した。