28 消費者に関わるリレーションシップ・マーケティングの系譜
流通科学大学論集-流通・経営編
第27巻
第1号
生産財、サービス、チャネルでのリレーションシップの研究を概観し、研究分野は異なるがリレーションシップという用語を共通に用いる理由を明らかにする。そのうえで、顧客とのリレーションシップ・マーケティングに焦点を当てる。サービスをプロセスととらえることでサービスの特性を説明し、価値創造プロセスを考察する。さらに、リレーションシップ・マーケティングを基にしたサービス・ドミナント・ロジックにも言及する。