「戦後マンガの「物質性」に関する社会学的研究―「コミックス」のメディア史分析を通じて」(博士学位論文)
関西学院大学大学院社会学研究科
メディア史研究の視座から、コミックス(マンガ単行本)の歴史的成立過程を、主に出版産業におけるモノとしての関わりという観点から明らかにするとともに、戦後マンガをめぐる「メディア」枠組みの存立構造と、その要件としてのモノとしての認識枠組みの存在ついて議論を展開したもの。総頁数219頁。