『和解をめぐる市民運動の取り組み―その課題と意義』(和解学叢書第4巻)
明石書店
外村大編 菅野担当部分:「「現実的理想主義者」と二・二八事件をめぐる和解の試み―林宗義・蘇南洲の役割に着目して」(201-226頁)本書は、「和解学」叢書の一つとして、主に東アジアの歴史問題に取り組む市民運動の9つの事例を紹介したものであり、菅野担当論文では、「現実的理想主義者」としての林宗義・蘇南洲が果たした役割と貢献に着目しながら、二・二八事件をめぐる和解の試みについて検討を行った。