赤松美和子・若松大祐編『台湾を知るための60章』
明石書店
執筆分 菅野敦志「言語―共通語・母語・字体・表音式表記」(45-49頁)台湾の言語の概要について、言語政策の変遷を中心に、台湾で使用される字体やローマ字表記にも言及しながら紹介した。菅野敦志「中華文化・本土文化・日本文化―現代史にみる“われわれ”意識」(260-264頁)台湾における中華文化、本土文化、日本文化のあり様の複雑な関係性および“われわれ”意識構築の語りの恣意性について、主に現代史の観点から紹介した。