「中華文化復興運動にみる台湾の政治変容と華人社会」
サイアム大学タイ日文化研究センター「日タイ国交樹立130周年記念2017国際シンポジウム」(於:タイ・サイアム大学)
本報告は、1966年に中国で発動された文化大革命に対抗すべく、蒋介石(国民党)が台湾で開始した「中華文化復興運動」に焦点を当てて検討し、同運動が華人社会に与えた影響を始め、台湾におけるその後の政治変容としての「本土化=台湾化」がもたらした同運動の変質・変容過程について検討した。