「沖縄と台湾における戦後の「方言札」―米軍政下と国民党統治下の比較―」
日本国際文化学会第16回全国大会(於:宮崎公立大学)
本報告では、1945年以降における戦後の台湾と沖縄の両地域で使用された「方言札」(中国語では「常用国語牌」)の共通性に着目し、初歩的な比較検討を行った。考察を通じて、台湾教育史再考の可能性や、台湾の「郷土言語教育」が沖縄の言語教育に与えうる示唆などを指摘した。