学術論文

基本情報

氏名 菅野 敦志
氏名(カナ) スガノ アツシ
氏名(英語) Sugano Atsushi
所属 大学 国際
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行又は発表の年月

202103

学術論文名

「1940年〈東京オリンピック〉返上と日中米IOC委員のオリンピズム 王正廷とエイブリー・ブランデージを中心に―」

単著・共著の別

単著

発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本国際文化学会『インターカルチュラル』

 

第19号

開始ページ

104

終了ページ

118

概要

本稿では、1940年〈東京オリンピック〉返上をめぐる経緯について、主に国際オリンピック委員会(IOC)の日本・中華民国・アメリカの代表委員およびそのオリンピズム(オリンピック精神)理解のあり方に着目して検討した。特に、中華民国IOC委員の王正廷が主張した東京大会ボイコットに対して、日中の“間”の存在としての米国籍IOC委員アベリー・ブランデージによる主張と彼が果たした役割に焦点を当て、日中米委員によるオリンピズム理解の相違について明らかにした。