統合保育における子どもの変化に関する一考察-C市における実践経過からの保育要因の検討-
日本保育学会 第54回大会
統合保育を行っている公立保育所5園にいる,障害幼児12名の,子どもたちの育ちの様子をまとめ,その要因について検討した。その結果,①園内どこでも子どもを受け入れる人的環境が整っていたこと,②保育者が共通の保育姿勢で子どもへ対応できたこと,③子どもの姿から活動や対応方法を考えたこと,④子どもの姿に応じて柔軟に活動や対応の仕方を変化させたこと,等が要因として挙げられた。(広瀬由紀,太田俊己)