中上級日本語学習者の受身・受益表現に対する暗示的訂正フィードバックの効果-第二言語習得研究の一例として-」(口頭発表)
ポーランド日本学研究会国際大会 Beyond Borders: Japanese Studies in the 21st century in Memoriam Wiesław Kotańsk (ポーランド日本学研究協会:於ワルシャワ)ポーランド
本発表は、日本学研究に携わる研究者に対して、第二言語習得研究、とくに近年盛んに行われている教室習得(Instructed SLA)研究を紹介することを目的として行った。訂正フィードバックに関する研究の一例として、2004年度日本語教育学会春季大会で発表した研究を、データを再分析して発表した。処遇のタスク実施中に見られた、対象者が2種類のフィードバックを受けた後の反応の発話と、測定タスクを関連付け、フィードバックの効果を推測できることを示した。