実践研究委員からの調査報告:報告1:実践研究に関する関係機関の取り組み
本発表は、2011年8月開催の実践研究フォーラムにおけるパネルセッションにおいて、日本語教育における実践研究を萌芽期から歴史的に総括した報告である。1980年代終わりの日本語学校関係者(日振協)教員研修、90年代の、社会人入試を実施する日本語教育専攻大学院の相次ぐ開設、90年代半ばに雑誌『日本語教育』が「実践報告」の投稿カテゴリーを設けたことなどを、歴史の中に位置付け、相互の独立性と関連性を指摘した。
2011年度日本語教育実践研究フォーラム パネルセッションWeb版報告書(1~5頁)(日本語教育学会)