中学年(書く・読む教材での話合い指導)
中学年(3年)の「モチモチの木」教材において、書くこと、読むことでの話合い指導について実践を踏まえて論じた。
重点となる話合い指導には、①ロールプレイにより自覚化、②映像による自覚化の活動を取り入れ、子どもが話合いの方法を
実際に経験しながら振り返り、メタ化できるように取り組んだことを報告した。
話合い指導の視点で振り返れば、指導者は児童がグループでの話合い活動を自覚化するためのしかけを作り、
それをもとに児童が自らの話合いをメタ認知し、修正しながら課題解決に向かっていたということができたと考える。
また、学年末の単元であったからこそ、これまでの学びの経験を生かし、自分たちで進んで話合いの活動に取り組むことができた。