栄養士,管理栄養士の養成課程における「栄養学実験」の実験書として使用するものである。操作手順をわかりやすく提示し,要所ごとに「ワンポイントアドパイス」を掲載して,さらに「課題」を設けて,実験操作だけでなく結果の考察を促す工夫をした。(全135ページ)
編者:木元幸一,鈴木和春
共著者・阿左美章治,阿部尚樹,池田尚子,海野知紀,小野瀬淳一,梶原苗美,木村雅浩,小玉智章,竹原良記、中島久男,林あつみ,堀田久子,前田宜昭,山本孝史
担当部分.「たんぱく質」 (pp. 32-33, 46-49単著)
第2章の5大栄養素に関する実験の「たんぱく質」に関する「等電点沈殿を利用した牛乳からのカゼインの分離」「プロテアーゼによる卵白たんぱく質の消化」「アミノ酸の薄層クロマトグラフィー」の実験プロトコール等を執筆し た。学生が実験を効率的に行い,またレポートを書く課題にも対応できるように、実験記録に関するメモを記すことができる「実験結果記入シート」を出版社のホームページからダウンロードできる。