茶カテキンは活性酸素消去効果を有するが、本研究ではピポキサンチン/キサンチンオキシダーゼ系によって発生させたスーパーオキシドラジカルに対するカテキン種の消去活性を比較検討した。スーパーオキシド消去活性が最も高かったのはEGCG、GCGなどのB環に水酸基が3つ結合したピロガール型であり、次に没食子酸のエステル型であることが明らかとなった。また、茶カテキンのスーパーオキシド消去作用は、立体異性体においても同等の効果を示すことが明らかにした。(全6ページ)
共著者:Tomonori Unno, Akio Sugimoto, Takami Kakuda
担当部分:研究計画を立案し、実験全般を担当した。結果解析と考察を行い、論文を執筆した。